
今回はハロウィンに読みたくなる絵本を紹介します。
ハロウィンの絵本
『きょうはハロウィン』
日本の男の子を通して、アメリカのハロウィンの様子を見ることができます。派手さはありませんが、ハロウィン本来の由来もきちんと書かれていて正統派のハロウィン絵本といったところ。
『アイスクリームが溶けてしまう前に』(家族のハロウィーンのための連作)

アイスクリームが溶けてしまう前に (家族のハロウィーンのための連作) (福音館の単行本)
- 作者: 小沢健二と日米恐怖学会
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2017/09/06
- メディア: 単行本
小沢健二 – 愛し愛されて生きるのさ
20代の頃大好きでしたー。オザケーン!

- アーティスト: 小沢健二,スチャダラパー,服部隆之
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
小さな子どもたちにとって、ハロウィーンに衣装を着てお菓子をもらいにいくのは、アイスクリームが冷たいのと同じくらい当たり前のこと。
でも、子どもたちは止まることなく大人になっていき、当たり前だったお菓子もらいは、ある日終わってしまう。 まるで、冷たかったアイスクリームが溶けてしまうように……。
www.fukuinkan.co.jp
公式サイトで本を読んだ人達のたくさんの感想を見ることができます。
最近の日本のハロウィンの過熱ぶりを見ているとおばさんの私はただの仮装騒ぎに思えてしまうのですが、この本を読んで本来ハロウィンは子供のためのとっておきのお祭りなんだなぁと改めて思いましたよ。
毎年喜んでママの手作りの衣装を着ていたのが、次第に「コスチューム買ってくれ」症候群になり。
高学年になると親が嫌がるようなセクシなー衣装になっていく。
お菓子をもらえるのは子供の時だけ。
当たり前だったハロウィンの楽しみが、大人に近づくに連れて当たり前じゃなくなる切なさは、きっと子供達が一番感じているんだろうな。
子供の成長は止まらない。あっという間にアイスクリームが溶けてしまうように。当たり前の事なんだけど、つい忙しい毎日で忘れてしまいがちです。
我が家のアイスクリームはだいぶ溶けてしまったけど、かろうじてコーンの部分は残っているかなというところ。
まだ手元にいる子供と過ごせる、今の時間を大事にしたいなぁ、と気づかせてくれました。
ハロウィン絵本と言うよりも家族の大切さを教えてくれる素敵な素敵な本です。最後の写真もとてもかわいいですよ。
『ハロウィンってなあに?』
こちらの絵本では、お祭りの由来だけではなく「かぼちゃのランタン」や「かぼちゃのタルト」「かぼちゃのリバンベル」の作り方までわかります。表紙が目を引きますね。
『おおきなカボチャ』

おおきなかぼちゃ (主婦の友はじめてブック―おはなしシリーズ)
- 作者: エリカ・シルバーマン,S.D.シンドラー
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2011/08/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
「ん?」このお話、どこかで聞いたことがある!?と気が付いた時の子供達の顔が楽しい。読み聞かせで盛り上がる絵本です。
『ハロウィンのランプ』
カボチャが出てくる絵本
そだててあそぼうシリーズからは『カボチャの絵本』

- 作者: いとうきみお,ささめやゆき
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 1999/04/01
- メディア: 大型本
『14ひきのかぼちゃ』

- 作者: いわむらかずお
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1997/04/25
- メディア: 単行本
『ぐりとぐらとすみれちゃん』
ぐりとぐらのところに、大きなかぼちゃを持ってきたすみれちゃん。なんともダイナミックな方法でかぼちゃを割ります。パッカーン!すみれちゃん、カッコ良すぎ!
子供が小さいころ何度も何度も読んだ絵本。出てくるかぼちゃ料理がまた美味しそうなんですよねぇ。
『カボチャありがとう』
大判の絵本です。「かぼちゃがたべたい」と寄ってくる生き物たちにカボチャは「いいよ」と答えます。食べること。食べられること。いのちの循環について子供でも何か感じてくれそうな絵本です。
『パンプキン』

- 作者: ケンロビンズ,Ken Robbins,千葉茂樹
- 出版社/メーカー: BL出版
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 大型本
『やさいのおなか』
おばけが出てくる絵本
『しゃっくりがいこつ』

- 作者: マージェリーカイラー,S.D.シンドラー,Margery Cuyler,S.D. Schindler,黒宮純子
- 出版社/メーカー: セーラー出版
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 大型本
『ぴーかーぶー!』

- 作者: 新井洋行,小林ゆき子
- 出版社/メーカー: くもん出版
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: 大型本
『おばけパーティ』

- 作者: ジャックデュケノワ,Jacque Duquennoy,おおさわあきら
- 出版社/メーカー: ほるぷ出版
- 発売日: 1995/06/01
- メディア: 単行本
『おばけだじょ』
表紙だけで小さい子は泣いてしまいそうですね。夢に出てきそう。「しろくまのパンツ」などで人気のtupera tupera(ツペラツペラ)さんユニットによるお化け絵本。
「おばけだじょ」「たべちゃうじょ」と迫ってくる怖いおばけの正体はまさかの・・・。予想外の展開にびっくりしてしまいますよ。
まとめ
毎年ハロウィンに関する絵本が増えてきているのを見ると、日本でもすっかり定着してきたお祭りなんだなぁと感じます。
何の仮装にしようか?何のお菓子を配ろうか?みんなで考えたり作ったりと、準備する過程を家族で楽しめるのがハロウィンの醍醐味なのでしょうね。
余談ですが私が仮装するとしたら、やっぱり本に出てくるキャラクターかな。

ハリーポッター グリフィンドール (ローブ + 眼鏡 + ネクタイ + 魔法の杖) 4点フルセット コスチューム 男女共用 Mサイズ
ハリーポッターだったら「エクスペクトパトローナム!」って叫びたくなっちゃいそうだなぁ。

ハロウィン楽しみましょうね。
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