雨が降ったら、ポンポロロン♪

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学校司書の仕事
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この間、一年生のクラスに読み聞かせをしました。

今年の一年生は今まで見てきた中で、1番元気。…というか少々落ち着きがない。
図書室と同じ階に一年生の教室があるのですが、廊下を全力疾走したり…みんなで奇声をあげたりで、はじめての図書の時間にいささか不安を感じていました。

初回の読み聞かせの時間は、予想通りザワザワ。内容を知っている子は、あらすじを説明しはじめてしまう子もいました。

とりあえず、初回でクラスの様子がわかったので、次回の選書を考えました。
はじめの内は、飽きないように短めで、とにかくみんなで楽しい時間を共有できるような本にしました。

1ヶ月が経つころ、だいぶ学校に馴れてきたのか、段々落ち着いてお話を聞けるようになってきたのを感じました。

さて、そろそろ落ち着いた話でも読んでみようか。この本を読み聞かせすることにしました。

佐野洋子さんの『おじさんのかさ』です。

おじさんのかさ (講談社の創作絵本)

傘を大事にしているおじさんは、雨の日なのに傘を使おうとしません。

なぜなら、傘が濡れるからです。

小雨の時は、傘を濡れないように抱えたり。

誰かの傘に入れてもらったり。

大雨の時は、家から出なかったり。

そんなある日、おじさんは傘をさして帰る子供達の歌を聞いて、つい傘を開いてしまいます。

その歌は

『あめがふったら ポンポロロン あめがふったら ピッチャンチャン』

という歌でした。

気がつくと、読んでいる間に、いつもは賑やかな子供達が小声で

『ピッチャン、チャン』

『ポン、ポロロン』

と一緒に口ずさんでいました。

かわいいなぁー

子供達が絵本の世界に入り込んでいる姿は、何回見ても嬉しくなってしまいます。

『どうして雨なのに傘をささないんだろう』

そのおじさんのこだわりは、一年生にとってはまだよくわからないかもしれません。

でもきっと、雨が降った時に

『ポン、ポロロン』

を思い出すかもしれないね。

そう考えるとなんだか嬉しくなってきて、ニヤニヤしながら絵本を閉じたのでした。
なんだか私の方が子供達に癒されてるようです。

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