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公共・小・中学校図書館を渡り歩くさすらい司書のブログ

某大学で司書資格を取得した時の話

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司書の資格を取ろうと思ったきっかけ

かれこれ10年前、某大学の司書講習で司書資格を取りました。

きっかけは学校図書館で働いてみたかったからです。私の希望していた自治体では採用条件に「司書資格」があることと記載されていました。

「司書資格」とは?

調べていくと、どうやら短大卒の私でも「司書講習」で必要な単位を取得すれば司書資格を取れるという事がわかりました。

学費は20万近く。ですが、資格らしい資格が無い自分は「ちょっとやってみよう」という気になってしまいました。

某大学の司書講習はまず志望動機の作文を提出する必要がありました。作文なんて何十年ぶり。と思いながら真剣に書いてみたところ無事「受講許可」が。晴れてライブラリアンへの一歩を踏み出したのです。

短期集中型とeラーニング型

この大学では司書講習が二通りありました。
ひとつ目は、8~9月の2ヶ月間お盆休みと日曜日だけを除く毎日、講習を受けるクラス。
もうひとつは、インターネットを使いサイトにアクセスして、動画で講義を受講するeラーニングというもの。期間は8ヶ月くらい。
夏の暑い時期に、月~土曜日まで一日も休まず2か月間通う自信がとてもなく、私は迷わずeラーニングでの受講を決めたのです。

6月下旬の暑い日。

最初のガイダンスがあり、これからの説明や本人確認の登録手続きをしました。
年齢層は20~30代、40~50代半々ぐらい。
終了後、立食で軽い軽食をとりながら、実際に講義を担当する先生達や受講生同士で交流をしました。


図書館で働いているが資格が無いので受講することにした人。現役の大学生。学芸員。学校図書館ボランティア。フリーター。会社員など様々でした。


北は北海道から来ていた受講生もいて、最後のスクーリング2週間を考えると交通費+ホテルの滞在費でトータルいくらかかるのだろうと思ったものです。(後々、公共図書館の館長だったと聞く)
かくいう私も、なけなしの20万ほどを振り込んでいたので「絶対に挫折するものか」と気合だけは負けていませんでした。

e-ラーニング

毎日のeラーニングが始まりました。今でこそオンライン授業はメジャーですが、当時はリアルタイムの授業は無かったです。録画された動画を好きな時間に視聴しレポートやテストを受けるものでした。

昼間子供達が登校してから毎日2時間。ひたすら動画を見る。見る。見る…。科目によっては眠くてたまらないのもありました。(図書館文化論とか…)

テキストはPDFをダウンロードしてすべて印刷。これがかなりの紙の量。そしてプリンターのトナーがさくさくと無くなっていきます。受講の最後に全科目終了テストがあるので、順番を間違えずにファイリングしていました。

リアルタイムでは無かったけど、質問があればすぐに対応してもらえたのでeラーニングに不満はあまり無かったです。

ちなみに受講開始当時はADSL回線でまったく動画が見られなかったので、慌てて光回線を契約しました。eラーニングにはネット環境づくりにも投資が必要です。

スクーリング授業

演習科目は大学キャンパスにて受講です。
主な科目は

・情報資源組織演習(目録・メタデータ作成・分類・件名・主題分析)
・情報サービス演習(レファレンスサービス演習・情報検索)で、パソコンや図書館内の資料を実際に使うもの。

今までの座学から、一気に司書実務に関わる内容にシフトチェンジです。


パソコンを使った演習では少しでも聞き漏らすと、スピードに付いていけません。老いた脳みそをフル回転し集中していたので、9時から19時までの講義自体はあっという間に感じました。帰り道の疲労感が半端じゃなかったですが。


個人的にはレファレンス演習で、グループを組んで出された問題に対する解答をみつける作業が一番楽しかったです。広い大学図書館の中を資料を求めて探しまわりました。

たった2週間の演習だったのに、人生でこんなに集中して勉強したのは始めてじゃないか?と思うぐらい密度が濃く充実した時間でした。

司書講習を受けてみて

eラーニングは、自分の好きな時間に好きなペースで受講できるので、忙しい自分にはぴったりでした。テキストだけだとモチベーションを維持するのが大変そうだけど、映像と音声での受講は飽きずに続けられるのでいいと思います。

欲をいえば、本人確認の為に静脈認証機器をパソコンに繋いで毎回使うのが面倒でした。もしかすると今はスマホやタブレットからでも受講できるようになっているのかもしれないです。

演習科目で席の近い人達とたまたま気が合ったのがなにより楽しかったです。一緒に学食で昼食を食べたり、課題の疑問点を確認しあったりと、短い間ではあったが同じ目標に向かう同士は本当に心強かったです。

あれから継続して図書館の仕事に携わってはいるものの、あの中の何人が果たして正規の司書として働いているんだろうかと思うことがあります。


実際には司書資格を持っていなくても、働ける図書館は多いし、資格を持っていたとしても時給にすれば50円程度の差だったりもします。

20万の元が取れているのか、取れていないのか。と言われると、非正規で働く私は取れていないのかもしれないです。


いまだその答えは出ていないけれど、潰しの利かないこの業界に、足を踏み入れる覚悟があるのなら取ってみるのもいいのかな。と思います。

最終テストの結果は

約8ヶ月かけて受講した結果は…
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まずまずの結果?

さて、あなたは受講してみますか?

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